content_pasteM&A考察

メディア運営のイード、ネイティブを子会社化して地域創生ビジネスに参入


東証マザーズ上場でメディア事業を展開する株式会社イードは、2017年7月6日、地域メディア事業および地域創生ビジネスへの参入を目的にネイティブ株式会社と資本業務提携し、連結子会社化することに合意したと発表した。買収価額は不明。

ネイティブ株式会社は地域メディアの企画・開発・運用を起点とした地域事業開発を行っている。これまでにも地域在住者の視点で情報を発信する共創型の地域メディアを開発し、そこから地域の企業やDMOと密接に関わることで観光関連を中心とした各種の地域事業開発を支援している。

買収理由

イードは、数多くのメディアを保有する企業体であり、メディアを中心に積極的に投資・M&Aを行なっている。

イードのノウハウとネイティブが持つ地域ネットワークを組み合わせることで地域の事業開発を行い、情報だけでなく、人・モノ・カネを動かす地方商社事業へと発展させられると考えた。

そしてネイティブとの協業によって、政府が総合戦略として掲げる「地方創生」における日本版DMOおよび地域連合企業等が主導する取り組みの収益化支援に取り組むため、資本業務提携することに合意した。

※DMO(Destination Management / Marketing Organizationの略)

観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と共同して観光地域作りを行う法人のこと。

M&Aサマリー

2017.7.6 買い手企業 売り手企業
社名 株式会社イード ネイティブ株式会社
属性 東証マザーズ 未上場
業種事業内容 メディア事業、リサーチ事業、メディアコマース事業 地方創生・地域活性の分野におけるデジタルマーケティング支援
設立年 2000年 2016年
本社所在地 東京都 東京都
社員数 単体:148名/連結:206名※2016年12月末日現在(アルバイト含む) 17名(常勤・非常勤役員・業務委託・パート・インターン含む) ※2017年7月現在
資本金 8億6,231万円 3,130万円
直近の売上高 43億9,990万円
直近の営業利益 8,723万円
純資産 26億233万円
負債 11億1,293万円
代表的な免許・知財 高機能ECシステム「marbleASP(マーブル)」
ディールデータ
売却額 不明
※1.実質売却額
譲渡スキーム 株式譲渡および第三者割当増資の引受け(発行済株式の84.4%)
※2.想定回収期間
M&A理由 地域創⽣の取り組みに対する収益化⽀援 地域創⽣の取り組みに対する収益化⽀援

※1.実質売却額=売却額+負債 本来は、左記に現預金を引くのが通例だが、現預金データがないため考慮していない。

※2.想定回収期間=(実質売却額-純資産)÷営業利益

ネイティブ株式会社の概要

会社名:ネイティブ株式会社

代表取締役社長:倉重 宜弘

本社所在地:東京都港区南⻘⼭ 2-11-17 第⼀法規本社ビル 2F

資本金:3,130万円

株主構成:不明