content_pasteM&A考察

防衛機器製造の石川製作所、航空機器搭載用電子機器製造の関東航空計器を子会社化


2017年8月9日、防衛機器製造の石川製作所は、伊藤忠グループでフライトレコーダーをはじめとした航空機器搭載用電子機器製造の関東航空計器の全株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、買取価額は4億5,240万円。取得価額はアドバイザリー費用などを含めて4億7,200万円。これに伴い発生した負ののれん発生益は3億8,337万7千円となる。

買収理由

石川製作所は、関東航空計器の航空自衛隊への納入実績があり良好な関係を築いている点を評価しており、石川製作所のメカニクスと関東航空計器の電子技術を組み合わせることで顧客面、技術・商品面両面より今後の事業拡大を目指すにあたり最良の縁組であると考えたため買収に至った。

M&Aサマリー

2017.8.9 買い手企業 売り手企業
社名 株式会社石川製作所 関東航空計器株式会社
属性 東証一部 非上場
業種事業内容 防衛機器・段ボール製函印刷機製造販売 航空機搭載用電子機器製造販売
設立年 1937年1月25日 1952年12月29日
本社所在地 石川県白山市福留町200 神奈川県藤沢市本藤沢2-3-18
社員数 327名 230名
資本金 20億円 4億8,000万円
直近の売上高 97億5,900万円 41億5,800万円
直近の営業利益 1億5,200万円 2憶1,600万円
純資産 26億9,500万円 13憶5,500万円
負債 79億5,100万円 43憶4,400万円
代表的な免許・知財 不明 不明
ディールデータ
売却額 4億5,240万円
※1.実質売却額 47億9,640万円
譲渡スキーム 株式取得(100%)
※2.想定回収期間 15.93年
M&A理由 事業拡大 不明

* 株式譲渡実施前に、現在の株主により、実施済みの定時株主総会後の普通配当(60.69 円/株)に追加して、臨時株主総会で特別配当(568.25 円/株) が決議、実施される予定です。この特別配当実施後の純資産は約600百万円となる予定です。

1.実質売却額=売却額+負債 本来は、左記に現預金を引くのが通例だが、現預金データがないため考慮していない。

2.想定回収期間=(実質売却額-純資産)÷営業利益

関東航空計器株式会社の概要

会社:関東航空計器株式会社

代表取締役:中上 隆臣

本店所在地:神奈川県藤沢市本藤沢2-3-18

株主構成:日本エアロスペース99.9% 三菱東京UFJ銀行株式会社0.1%