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資生堂は子会社の医理化テクノロジー社の株式及びクロマトグラフィー事業資産を大阪ソーダに売却


8月29日、資生堂は、連結子会社である資生堂医理化テクノロジーの株式および資生堂が保有するクロマトグラフィー事業関連資産を、基礎化学品の大阪ソーダに譲渡すると発表した。

譲渡理由

資生堂は、大阪ソーダ社と資生堂が有するクロマトグラフィー関連事業が一体化することで、充填剤の原料生産からカラムおよび分析装置の販売まで一貫したバリューチェーンの実現が期待できることや、経営資源の投下先を主力事業に絞り込むことを考える中でクロマトグラフィー事業を行う医理化テクノロジー社の株式等を譲渡することとした。

 

また大阪ソーダは、クロマトグラフィー事業の推進に加え、資生堂(中国)投資有限公司からクロマトグラフィー部門の資産・販売権を合わせて譲り受け、中国をはじめとするアジア地域での営業基盤拡充を図る予定である。

M&Aサマリー

2017.8.29 買い手企業 売り手企業
社名 株式会社大阪ソーダ 資生堂医理化テクノロジー株式会社
属性 東証一部 東証一部
業種事業内容 基礎化学品、機能化学品、住宅設備他の製造・販売 分析機器(カラム・装置等)の製造・販売
設立年 1915年10月26日 1985年5月10日
本社所在地 大阪府大阪市西区阿波座 1 丁目 12 番 18 号 京都府京都市南区東九条西河辺町12番
社員数 850名 27名(資生堂からの出向者3名含む)
資本金 108億8200万円 1億円
直近の売上高 935億900万円 6億1000万円
直近の営業利益 65億8600万円 1100万円
純資産 527億2500万円 不明
負債 487億7800万円 不明
代表的な免許・知財 不明 不明
売却額 不明 不明
※1.実質売却額 不明 不明
譲渡スキーム 株式譲渡(100%)
※2.想定回収期間 不明
M&A理由 ヘルスケア関連事業の拡大・強化 経営資源の集中

注:株式取得に先立ち資生堂が有するクロマトグラフィー関連事業に関する権利義務等を会社分割(吸収分割)により資生堂医理化テクノロジー社に承継し、当該分割の対価として医理化テクノロジー社から資生堂に対して100株を交付する予定である。これにより「取得株式数」は医理化テクノロジー社の発行済株式総数2000株と合わせ、当該分割による増加後の発行済株式総数は2100株になる予定であると発表している。

1.実質売却額=売却額+負債 本来は、左記に現預金を引くのが通例だが、現預金データがないため考慮していない。

※2.想定回収期間=(実質売却額-純資産)÷営業利益

株式会社大阪ソーダの概要

会社:株式会社大阪ソーダ

代表取締役:寺田 健志

所在:大阪府大阪市西区阿波座 1 丁目 12 番 18 号

株主構成:不明

事業概要:基礎化学品、機能化学品、住宅設備他の製造・販売

資生堂理化テクノロジー株式会社の概要

会社:資生堂理化テクノロジー株式会社

代表取締役:石野 章博

所在:京都府京都市南区東九条西河辺町12番

株主構成:不明

事業概要:分析機器(カラム・装置等)の製造・販売